アクロマートAFで花?
ずーっと利用して来ました.花や昆虫撮影って結構好きなんですよね。
換算1000mmオーバーで今までやって来ましたがこれを短く組んで
やれば歪みの無い絵が楽に撮れるだろうと考えました。
で、そう上手く話が進むかいな? 進みました。
ミニボーグ50+7214+G2 M57絞り使用
換算700mmになるわけですが、拡大撮影にはなかなか良い感じです。
被写体との物理的離隔が取れるので思い通りの構図がとりやすくコントラスト
AFの正確性と相まってなんて安楽撮影なのでしょう。
続く・・・
《アクロマートAF - お月様から薔薇の花まで》
アクロマートAFは、ボーグなど天体望遠鏡のすぐれた活用形態だといえますが、もっぱらその適用範囲はとうぜん1000mm前後の超望遠域です。しかし、いっぽう、これをどこまで下げられるかを見極めておくことも重要です。試行錯誤の結果、標準、広角領域は無理としても、実質250mm単焦点カメラレンズ相当は可能で、そしてじっさいに望遠マクロとしてすばらしい性能を発揮してくれることが確認されています。
ひとつ問題は、そのままでは被写界深度があまりも浅く、被写体が不自然な写りになります。そこで絞り機構を加えることにより、およその見当で、実質250mm単焦点カメラレンズ相当で、実効F10近傍が実現できて、満足できる撮影が可能となります。
ふたつの事例を掲示します。
1. 45EDII M57絞り AFL700mm α55
2. 71FL M57絞り AFL500mm α55
71FLの実写例です。(その他多数、「作品集」に収録)
(つづき編、Secnat記)
さらに天体望遠鏡とAFレンズのみで構成されるレンズの解像力がやはり撮影の
原動力を底上げしてくれます。花びらの細胞まで見えるかの様な解像感を得る
のは実は市販品のレンズではなかなか難しい事だと思います。
数十万以上のレンズを買えば問題ありませんが。
WebにUPするのに縮小すると其の辺りが判らなくなってしまうのは惜しいです。
作品集のSecnatさんの写真を拡大してよ~く見るとそう言う写りであることが
判ると思います。白い花などは特に良く判りますね。
77EDII+SigmaDLB-40-300PM&SLT-A55V
by achromat_af | 2010-07-29 15:00 | ☆アクロマートAF情報☆